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印象に残った本、ベスト10

 年末年始のご挨拶代わりに本の紹介です。今年読んだ本のなかで印象に残ったもの10点の紹介です。一般書店では入手困難な本もありますが、簡単に手に入る本は余り面白くもないので、悪しからず。では、良いお年を。

★「スウェーデン・パラドックス」 湯元健治・佐藤吉宗著 日本経済新聞出版社
ノーベル賞を生んだスウェーデンというところはとっても実利的なお国柄のようです。日本で同一価値労働同一賃金と言うと労働組合の十八番のようですが、スウェーデンでは必ずしもそうではないようで、むしろ、競争をするための条件整備として労使そろって賃金を一定に揃えているといった様子が伺えます。パラドックスねえ~、深イィ~。

★「万博とストリップ」 荒俣宏著 集英社新書
19世紀末から20世紀にかけての人間観がどういうものであったのかを伺い知ることができるかと。ひとことで言えば人間の機械化・パーツ化といったところ。現在のAKB48ブームにもつながっているのかなあ・・・。

★「樋口篤三さんの見果てぬ夢を語り継ぐ」 見果てぬ夢を語り継ぐつどい事務局編
労働組合オルグって何?という問いの答えが見つかるかも知れません。

★「港町の世界史」(第1巻 港町と海域世界、第2巻 港町のトポグラフィ、第3巻 港町に生きる) 歴史学研究会編 青木書店
 あの歴史学研究会が世界の港町を総合的に捉え直そうとまとめあげた大著。取り上げられている内容は多岐に及び、あらゆる観点からの読み込みが可能です。港町は女の町であるなど興味深い指摘満載です。

★「分かち合い」の経済学 神野直彦著 岩波新書
 大概の本は、分析・批判の羅列でお終いですが、この本は、次どうすれば良いのかの話しに踏み込んでいて興味深いのでした。

★「認知症にさせられる」 浜六郎著 幻冬舎新書  
タバコ害がばかりがクローズアップされる今日この頃ですが、タバコより遙かに恐~いお薬もたくさんあるもの。特に、長期服用、常習性のあるものには気をつけたいものです。そういえば、お隣の韓国では、パチンコには常習性があるとして禁止になりましたね。今、韓国にパチンコ屋さんは無いんですのよ~。

★「秘訣は官民一体 ひと皿200円の町おこし」 五十嵐幸子著 小学館新書
餃子のまち・宇都宮の舞台裏物語です。イメージや抽象論ではなく、現場の一端が垣間見られます。キーワードは「官民一体」。どこかの首相とどこかの政党が一体になるという話じゃありませんのよ~。

★「北原照久の20世紀広告博覧会」 北原照久著 グラフィック社
ご存じ、おもちゃコレクター・北原氏のコレクション集の一つ。年代別、テーマ別の分類が行き届いています。おもちゃ・広告宣伝物を通して時代を見ると、大人の下心といったものも・・・あら、まあ~と見えてくると思います。

★「さすらいの舞姫」 西木正明著 光文社
20世紀を代表する舞踏家のお1人「崔承喜」を主人公とした長編小説。万万が一にも、ご存命であったなら・・・、何が何でもお目に掛かりたいものです。

★「銭湯検定 公式テキスト」 社団法人日本銭湯文化協会編 草隆社
へぇ~、はぁ~、ほぉ~って感じで、驚くことばかり。と、いうわけで、検定に合格してしまいました(笑)。日本文化を知る上で銭湯は外せません。
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by morimiki-momo | 2010-12-30 15:34